バッチ網(シラス網)用の特注タモ網
- 2015年06月28日
- カテゴリー:
どうも、4代目です。
タモ枠をタモ柄に取り付けているところです。
くるくる。
くるくるくる。
巻いているのはこの糸。
丈夫なクレモナ糸です。
ステンレスの番線を巻いているタモをよく見かけますが、
当店ではクレモナ糸を巻きます。
ステンレスの方が丈夫なのでは??と思われるかもしれませんが、
クレモナ糸の方をオススメします!!
まず、クレモナ糸は伸縮性が高い!
ですから、巻くときに思いっきり体重をかけて糸を伸ばして巻くことで、
かなりガッチリとタモ枠と柄を固定できます。
ステンレスの場合だと伸びませんので、きっちりと巻くことが難しいのです。
次に、クレモナ糸は水を吸うことによって更に締まってくる!
ですから時間が経つとその差は歴然です。
特に木製の柄の場合は木が痩せてきますので、ステンレスだと隙間ができてきて
カタカタしてきます。
また、多くは海で使用しますので、ステンレスの場合は海水によるサビや劣化もありますし、
途中で切れればケガの心配もあります。
・・というわけで当店のタモはクレモナ糸で巻いて作っています。
100年の歴史の中で培った経験と知識がこんなところにも隠れています。
何気ないことかもしれませんが、材料選びにもこだわって、
より良い商品をお届けしたいと思っています。
どうも、4代目です。
ヨットのジブセイルを改造しています。
ジブセイルは使用しないときにはクルクルとまとめて柱に巻いているのですが、
まとめた時外側に来るセイルの端の部分は常に紫外線に晒された状態です。
そのため劣化や痛みの原因となり、頻繁にセイルを取り換えなければなりません。
とても高さのあるセイルですので、
そう簡単にカバーをかけたりすることもできません。
そこで、予め巻いたとき外側となる部分の生地を強化しておくのです。
耐候性に優れた生地を重ね、セイルを束ねたときに元々の白い生地がでないように
加工するのです。
黒い生地が重ねた部分です。
この生地はスパンカーにも使用しているマリンブルー。
このたび新色の黒が出ましたので、今回は黒を使いました。
それがなかなか良い感じで見た目のデザイン的にもとてもオシャレになりました!
ヨットセイルは直線でできた三角形に見えますが、実はゆるやかに弧を描いており、
淵に綺麗に取り付けるためには熟練の技が必要。
3代目社長の技が光ります。
できあがり!
美しく仕上がりました!
カッコイイですね!
ヨットライフを思いっきりお楽しみください!
ありがとうございました。
どうも、4代目です。
当店の人気商品、オリジナルスパンカーを製作しています。
こちらのスパンカーは淡路島在住の遊漁船オーナー様からのご注文です。
生地は一番人気のマリンブルー。
・・でも、青じゃない!
このたび人気のマリンブルーに新しく黒が登場しました。
鮮やかなブルーか落ち着いたブラックか、お好みでお選びいただけます!
マリンブルーシリーズは軽くて丈夫で、紫外線に強い!
扱いやすいので帆の上げ下げも苦になりません。
大きさは60F対応!
ラフ3000、フット3000、トップ2300とかなり大きめです。
それに合わせて補強もこんなに大きく入れています。
これはリーチの部分。
上から下までずーっと入れてあります。
ラフにもしっかりと補強。
シルバーの生地の部分はすべて補強です。
もちろん力のかかる角にも。
大きく補強を入れています。
スパンカーの大きさに合わせて適正な補強を入れておかなければ、
後々の耐久性が全く違ってきます。
当店のスパンカーは形ばかりのスパンカーではなく、しっかりとした造りが自慢です。
長年の経験から生まれた、見た目も中身も「カッコイイ」スパンカーなのです!!
あなたの船にピッタリあったスパンカーを一緒に作っていきましょう。
まずはお気軽にご相談ください。
ご意見・ご要望は4代目が伺います!
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