マグロ稚魚移送用シート
- 2018年10月31日
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どうも、4代目です。
現在、製作中のシートをご紹介します。
これは、マグロの稚魚を養殖イケスに入れるためのシートです。
写真ではわかりませんが、完成するとこんな形。
ちりとりに近いような形で、大きさはおよそ8.5m×5m×深さ3m。
ここにマグロの稚魚を泳がせ入れて、うまく養殖用のイケスまで運びます。
網で数か所の窓を作り、潮通しをよくしています。
大事なマグロを傷つけないように作ってあります。
この形や仕様になるまでに、補強や窓の数を変えるなど、何度も試行錯誤を重ねてきました。
底の部分には鉛入りのロープが入りますので、完成するとその重さは50㎏ほど!
しっかりと重さがあるので、海の中でもスムーズに展開するのです。
このようにシートと網の両方を使った特殊な仕立ては、浦田帆屋の技術の見せどころです!
これでマグロの安定供給にも一役買っているかな!!?