どうも、４代目です。

網を仕立てています。

これは獲り網と呼ばれています。

ナイロンラッセル網の７節を使用。

１１×１１×高さ３．５ｍ。

養殖のイケスから魚を収穫するときに使う網です。

まず、イケスとほぼ同じ大きさの獲り網を底に沈めます。

魚がイケスの上部に行ったところで獲り網を一気に引き上げ、

中の魚を一網打尽に獲り尽くす！といった方法ですね。

すーーっと素早く底に沈めるためにこの沈子コードを底に５５㎏分入れてあります！

底辺一周と底面に十字に、このようにしっかりと取り付けていきます。

網の仕立ては「イセ」といって一定の間隔に網を何目いれるかが

とても重要になってきます。

「イセ」の入れ方で網が大きく変わってきます。

「イセ」をたくさん入れるとふんわりとした仕上がりになり、

少なくするとピンピンに張った網になります。

用途に合わせて「イセ」を調節するのが大切なのですが、

そこは経験や知識が必要。

入念に設計建てながら仕立てていきました。

「イセ」の入れ方で網の善し悪しが決まると言っても過言ではないのです。