チョロ船復元。
- 2017年04月03日
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どうも、4代目です。
しばらくぶりとなってしまいました。
新年度もスタートし、季節はすっかり春ですね!
今年はなかなか花が咲かないなぁー・・と思っていた浦田帆屋の庭の桜も一斉に咲き始めました!
ところで、「チョロ船」というのをご存知ですか?
宮崎県の日南灘で1955年ごろまで使われていた帆走木造漁船です。
かつて東洋一のマグロ基地であった油津港において、マグロ漁を主体とし活躍していました。
軽くて弾力に富み、油分を適度に含んだ飫肥杉が材料として使われていたため水に強く、
船首部分に畳一畳ほどのスペースがあり、横になって休めるようになっていたのが特徴的です。
その後エンジンを搭載したFRPの船が主流となり姿を消しましたが、
地元の自治体や団体によって50年ぶりに復元され、現在ではまつりなどで地域活性のため
重要な役割を担っているということです。
(写真は日南市ホームページより)
今回、そのチョロ船復元のお手伝いとして、帆の製作をさせて頂くこととなりました。
風を受けて適度にふくらみをもたせられるように、工夫して縫ってあります。
伝統文化の保全のお役に立ててうれしく思います。
日南市では乗船体験もできるそうで観光客に大変人気となっています。
どなたでも申し込めば乗せてもらえます!
興味のある方はぜひ日南市役所へお問い合わせくださいね。